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第4回 礼節2 やまと言葉とコトタマ思想

礼節

トランプソフト25周年記念行事「和の文化講座」第4回講座は、『やまと言葉とコトタマ思想』
『日常で使えるやまと言葉』について

コトタマ

人の口から発せられた言葉は力(言霊)を持ち、それを受けた相手の心で時に何十年も生き続けます。 良い言葉が聞いた人に生きる力を与えることもあれば、悪い言葉がずっと胸に刺さり続けることもあります。
私も新人の頃、お世話になった方から掛けて頂いた言葉を、今でも励みにしています。

やまと言葉とウタ

日本語はやまと言葉(音読み)、漢語(訓読み)、外来語(カタカナ表記)が使われており、やまと言葉は音が柔らかく響きが美しいという特徴があります。 美しい響きがよく表れているのが歌集の『万葉集』です。

特に興味深かったことは、遊行女婦(うかれめ)と呼ばれる人たちがもとは神社の巫女だったことです。 神に歌や踊りを捧げていた人たちが、宿場町や港町で音曲を提供するようになり、後の遊女になっていったとのこと。
彼女たちは万葉集にも歌を残し、後に吉原の遊女が江戸文化の発信源となったこととつながっているように感じられました。

やまと言葉で特にきれいな響きだと感じた言葉を紹介しましょう。

  • しののめ
  • せせらぎ
  • ごゆるりと

日常で使えるやまと言葉

今回実習のテーマは『日常で使えるやまと言葉』。 ビジネスシーンでよく使う言葉を、やまと言葉に置き換えてしゃべってみました。 使い慣れない言葉も多く、はじめは照れてしまい上手く話せませんでしたが、ふさわしい場面で堂々としゃべれるように頑張りました。

普段使う言葉は、簡素で、ともすれば素っ気ない印象を与えてしまうことがあります。 講座を通して得た知識を生かして、丁寧で温もりのある言葉遣いを心掛けたいと思います。

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