第16回 和食のいただき方
和食
トランプソフト25周年記念行事「和の文化講座」第16回目は、前回と同じく『和食のいただき方』です。
前回参加できなかったメンバーも参加し、美味しい食事とともに和食のマナー、気遣いの心を学びました。
- 和食のいただき方
- 懐石料理
講座を振り返って
和の文化講座は今回で最後です。
一年以上に渡り、さまざまな日本の文化を体験してきました。
その中にはいつも通り仕事をしているだけでは、経験できないことがたくさんありました。
生け花・盆栽の実習では、季節のお花を飾って楽しみました。
綺麗に、大胆に形を作っていくことがとても面白かったです。
水引やのし袋は綺麗に作るのが難しかったですが、贈る相手のことを考えて作る、 ということが現代ではあまり出来ない体験だと感じました。
匂い袋つくりや源氏香は、香りを組み合わせたり、記憶することが新鮮でした。
昔の人は今よりも匂いに繊細だったため、こうした遊びにさらに熱中したのではないかと思います。
和の文化が伝えるもの
雪月花や礼節の講座を通して、かつての日本人がどのように万物をとらえ、ともに生きてきたのか学ぶことができました。
またその中で生まれたマナーや考え方が、意外なほど現代の生活の中にも残っていることを知りました。
たとえば両親から教えられたお箸の使い方や、正月飾りの稲穂や、お金をのし袋で包んで贈ることにも相手への感謝や気遣いの心が込められています。
今回の講座で初めて体験した事柄も多く、日本の文化に対して視野を広げられたと同時に、 これまで何気なく行ってきた年中行事にそれぞれ意味や祈りが込められていたと知ることができました。
和の文化講座で学んだ豊かな日本文化と気遣いの心は、これから先も私たちに色々な発見を与えてくれると思います。