第10回 のし袋/水引結び
水引結びを作る
トランプソフト25周年記念行事「和の文化講座」第10回講座は、『水引結び』『のし袋』について。
包む文化
お祝い事などで、日本人はお金を贈ることがあります。
贈り物に現金を渡すのは世界的に見ても珍しい文化です。
これは互助の精神から生まれた習慣で、お金をそのまま渡すのではなく包んで渡します。
淡路結び
今回の実習は、第9回に続いてのし袋を折ります。
水引の作成では、根気よく金銀の飾紐を整えていきます。
前回よりも難しい、淡路結びで結びました。
箸袋も折りました。
白色の和紙と千代紙を重ねて作ります。
折り返したところに少しだけ見える千代紙の模様が綺麗です。
志を包む
綺麗にのし袋を折るには、丁寧さと正確さが必要でとても疲れてしまいました。
今も昔も手間がかかる作業で、だからこそ渡す相手にも気持ちが伝わるのではないでしょうか。
贈り物を渡すとき、渡されるときに、今日の実習で学んだことを思い出していきたいと思います。
講座内容
- のし袋
- 水引結び