第9回 のし袋
和紙(わがみ)と日本人
トランプソフト25周年記念行事「和の文化講座」第9回講座は、『のし袋』について。
和紙
「和紙」の由来や、時代ごとの、さまざまな使われ方について、学びました。
紙が伝来した当時は、主に仏教の宗教行事に使用されていたそうです。
平安時代になると書や絵画などの作品に使用されるようになり、江戸時代には、藩が財政を豊かにするために、専売品として取り扱うようになりました。
そして、「折り紙」は千代紙でつくる折り紙として、「切り紙」は、曲芸における切り紙、切り絵などへ変化し大衆化しました。
折形
ワークショップでは、折り方をお渡しする相手の格式や身分に合わせて「真・行・草(しん・ぎょう・そう)」と折り方を変えます。
真・行・草それぞれの折形をおける、箱に真の包み方で、水引をかけました。
また、きれいな和紙を使用して、のし袋を折りました。
講座を終えて
ただものを手渡すのではなく、紙を選び、渡す相手を思い、気持ちを一緒に包んで贈るということは、とても大切に感じられました。
私たちシステム開発の分野でも、決められたものを作るだけでなく、少しでもお客様への感謝の気持ちを込められるような仕事をしたいと思います。
講座内容
- 和紙と日本人
- のし袋を折る